ジャズファン歴30年のヤキマクが、もしジャズ喫茶のマスターだったらお客様に届けたい曲を気ままに紹介するオンラインジャズ喫茶1日目です。
ジャズって何を聴いたら良いか分からない、そんなジャズ初心者の方にジャズの魅力や楽しさを伝えたいという想いで記事を作成しています。
本日は、次の3曲を紹介します。ジャズが聴けるブログをお楽しみください。
Bye Bye Blackbird - Red Garland At The Prelude
1曲目は、1959年10月に録音されたライブ盤のRed Garland At The Prelude(Prestige) から Bye Bye Blackbirdです。
Bye Bye Blackbirdは、マイルスデイビスの1956年のアルバム(Round About Mid Night)の演奏が有名で、マイルスが取り上げてから多くのジャズミュージシャンが演奏するようになり、ジャズスタンダードとなった曲です。
このバージョンは、そのマイルスの録音した時にピアノを担当したレッドガーランドのトリオ演奏です。
最後のエンディングが洒落ているので、是非最後までお聴きください。
スマフォで聴いていると、ベースソロが聞き取りにくいかもしれないので、できればヘッドホン又はスピーカーで聴くことをお勧めします。(ジャズ全般に言えることですが・・・)
Red Garland, piano
Jimmy Rowser, bass
Specs Wright, drums
Violets For Your Furs – Jutta Hipp with Zoot Sims
ドイツのピアニスト ユタヒップの1956年7月に録音したアルバム Jutta Hipp with Zoot Sims(Blue Note)の中からViolets For Your Furs(邦題:コートにすみれを)です。
個人的には、私のお気に入りの曲の中で、トップ3に入る曲です。
ズート・シムズのハスキーなテナーサックスのバラードを堪能できるこの曲が私は大好きです。
ユタヒップは、このズートシムズとのアルバム録音後に、音楽業界から引退したそうで、残念ながら以降の録音は存在しないようです。
逆にズートシムズは、多くのアルバムが存在します。
以前ある地方の有名ジャズ喫茶のマスターに一番好きなアーチストについて質問したら、このズートシムズと教えてくださったのですが、数千枚のLPを所有して毎日ジャズを聴いているマスターが選んだアーチストなので、間違いないと思います。
Jerry Lloyd, trumpet
Zoot Sims, tenor sax
Jutta Hipp, piano
Ahmed Abdul-Malik, bass
Ed Thigpen, drums
All The Things You Are – Johnny Griffin A Blowing Session Vol2
ピアノトリオ、1ホーンのバラードの次は、3人のテナーサックスとトランペットの4管の熱いバトルで盛り上がる曲にしました。
1957年4月に録音されたJohnny Griffin A Blowing Session Vol2(Blue Note)からAll The Things You Areです。
ソロの順番は、ジョニーグリフィン、ジョンコルトレーン、リーモーガン、ハンクモブレー、ウイントンケリー、ポールチェンバース、4バースでアートブレイキーとの掛け合いとなっています。
ジャズを聴き始めたころは、このテナーサックス奏者の違いをあまり認識できませんでしたが、実際にサックス吹くようになってからは、誰か分かるようになりました。
演奏者情報は、次の通りで、Blue Noteレーベルに多くのアルバムを残しているスターが一斉に集結して行われた、とても贅沢なセッションとなっています。
Johnny Griffin, tenor sax
John Coltrane, tenor sax
Hank Mobley, tenor sax
Lee Morgan, trumpet
Wynton Kelly, piano
Paul Chambers, bass
Art Blakey, drums
1日目の3曲は、いかがでしたでしょうか?
初心者にジャズの楽しさを伝えたい オンラインジャズ喫茶 2日目も是非お楽しみいただければと思います。
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