ジャズの人気レーベルであるブルーノートレコードの中で、特に名盤が多いとされる1500番台(98作品)のアルバムのコレクションを作成しています。
本コレクションは、Youtube再生リスト、収録曲、録音日、参加ミュージシャン、レコード番号、CD商品のリンクなどの情報を1ページにまとめています。
それによって、音源とアルバム情報を一度に視聴し、閲覧可能とすることを目的として作成しています。
ブルーノートレコードの1500番台(98作品)をすべてコンプリートできれば、便利で価値ある情報になるのではないかと考えています。
前回のBLP1508に続きまして、今回は、BLP1509のMilt Jackson (and the Thelonious Monk Quintet)になります。
BLP1509 Milt Jackson (and the Thelonious Monk Quintet)
このアルバムは、1948年7月、1951年7月、1952年4月に録音された3つのセッションが収録された作品になります。
アルバムタイトルは、「MILT JACKSON」と表記されているものと「Milt Jackson And The Thelonious Monk Quintet」の2パターンあるようです。
ミルトジャクソンは、「リーダにだけはなりたくなかった」という考えの人だったそうで(先日私のブログで紹介した本「超ブルーノート入門」で解説されていました)、セロニアスモンクの連名にしたのかもしれないですね。
でも1952年のセッションには、セロニアスモンクは参加していないので、ミルトジャクソンをフューチャーしたアルバムと考えてよいと思います。
1952年のセッションメンバー(ルードナルドソン除く)は、この録音後にMJQ(モダンジャズカルテット)を結成して、1994年の最後の録音まで長期間の活動をされています。
本作品は、ビバップ期の貴重な記録であり、MJQ(モダンジャズカルテット)の結成につながる瞬間を捉えた名盤と思います。
個人的には、1952年のセッションがお気に入りです。(再生リストの前半5曲目まで)
ミルトジャクソンのビバップのイディオムをベースとした美しいアドリブフレーズ、ジョンルイスと対話、ルードナルドソンの心地よいビバップフレーズなど聴きどころが満載と思います。
この再生リストは、12インチLPのトラックに合わせて作成しています。
そのため、参考に付けているCD商品のリンクと収録曲が少し異なりますので、ご注意ください。
MJQ結成前夜に同メンバーにルー・ドナルドソンが加わったセッションやモンクとの共演など、歴史的録音を多数収録した唯一のブルーノート作品。
amazon の商品説明より
収録曲と録音日
Tracks | Recording Date |
Lillie | April 7, 1952 |
Tahiti | April 7, 1952 |
What’s New | April 7, 1952 |
Bags’ Groove | April 7, 1952 |
On the Scene | April 7, 1952 |
Willow Weep for Me | July 23, 1951 |
Criss Cross | July 23, 1951 |
Eronel | July 23, 1951 |
Misterioso (Alternate Master) | July 2, 1948 |
Evidence | July 2, 1948 |
Lillie (Alternate Master) | April 7, 1952 |
Four in One (Alternate Master) | July 23, 1951 |
参加ミュージシャン
July 2, 1948
Milton Jackson, vibes
Thelonious Monk, piano
John Simmons, bass
Shadow Wilson, drums
July 23, 1951
Sahib Shihab, alto sax
Milt Jackson, vibes
Thelonious Monk, piano
Al McKibbon, bass
Art Blakey, drums
April 7, 1952
Lou Donaldson, alto sax
Milt Jackson, vibes
John Lewis, piano
Percy Heath, bass
Kenny Clarke, drums
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