ジャズが聴けるブログの管理人のヤキマクです。
現在、ジャズの人気レーベルであるブルーノートレコードの中で、特に名盤が多いとされる1500番台のアルバムのコレクションを作成しています。
本コレクションは、Youtube再生リスト、収録曲、録音日、参加ミュージシャン、レコード番号、CD商品のリンクなどをまとめることによって、音源とアルバム情報を一度に視聴、閲覧を可能とすることを目的として作成しています。
ブルーノートレコードの1500番台(98作品)をすべてコンプリートできれば、便利で価値ある情報になるのではないかと考えています。
前回のBLP1512に続きまして、今回は、BLP1513で、ジャズトランペット奏者サド・ジョーンズのデトロイト – ニューヨーク ジャンクション (Thad Jones Detroit-New York Junction)です。
BLP1513 Thad Jones Detroit-New York Junction
このBLP1513は、1956年3月に録音されたサド・ジョーンズのアルバムです。
当時ブルーノートレコードでは、レコーディング前にちゃんとリハーサルを行い、そのリハーサルにはギャラを払っていたそうです。
他のジャズレーベル(例えば、プレステッジ)などは、ぶっつけ本番、セッション的な録音だったようで、その辺の違いによって、ブルーノートレコードでは演奏の完成度が高くなり、多くのジャズファンに好まれる結果になったのでしょうね。
こんな話が、以前ブックレビューで紹介した本、超ブルーノート入門に書かれいたので、参考に紹介しました。
このサドジョーンズのアルバムもリハーサルをちゃんとやれているそうです。
本アルバムでは、サドジョーンズのオリジナルも3曲含まれていますので、事前のリハーサルでそんなオリジナル曲の構成や編曲など確認されたんでしょうね。
キラキラとして張りのあるサドジョーンズのトランペットに、トミーフラナガン(p)、ケニーバレル(gt)、オスカーペティフォード(Ba)などの安定したリズム隊のサポートで、心地よいサウンドが楽しめるアルバムをお楽しみください。
収録曲と録音日
Tracks | Recording Date |
Blue Room | March 13, 1956 |
Tariff | March 13, 1956 |
Little Girl Blue | March 13, 1956 |
Scratch | March 13, 1956 |
Zec | March 13, 1956 |
参加ミュージシャン
Thad Jones, trumpet;
Billy Mitchell, tenor sax;
Tommy Flanagan, piano;
Kenny Burrell, guitar;
Oscar Pettiford, bass;
Shadow Wilson, drums;
当ブログでは他にビバップ入門やハードバップ入門(名盤12枚の再生リストがあります)などジャズが聴けるブログ記事を投稿していますので、是非ご視聴ください。
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