ジャズサックス初心者 おすすめ教本 THE JAZZ道シリーズ

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サックス歴10年、ジャズサックス歴5年のヤキマクが、ジャズサックス初心者にお勧めするサックスの教本を紹介します。

大型書店に行くと多くのサックスの教本や曲集などが並んでいますが、正直どれを買えばよいのか、迷われると思います。

私はこれまでに多くのサックスの教本を買ってきましたが、その中で絶対にお勧めするThe JAZZ道シリーズ3部作(アドリブの扉、アドリブの極意、アドリブの実践編)について、お勧めする理由をお伝えしますので、参考にして頂ければと思います。

手持ちのジャズ道シリーズ三部作です

THE JAZZ道シリーズは、全て揃ったオールインワン教本である

THE JAZZ道シリーズは、ジャズ演奏の教科書(ジャズ理論の説明)、ジャズスタンダードの譜面(アドリブ例を含む)、模範演奏のCD(マイナスワン含む)の3つがセットされたオールインワン教材となっています。

ジャズでアドリブができるようになるには、少しづつジャズの理論的なこととを習得する必要がありますが、その理論を実際の演奏で実践しなければ、アドリブ演奏で活用することができません。

このシリーズでは、アドリブをするためのアプローチ方法やジャズの理論を少しづつ解説して、その内容について、ジャズスタンダード曲で実際に実践するため譜面がついている構成になっていますので、ジャズ理論と曲集など別々に購入する必要はなく、この教本のみで学べるように工夫されています。

ジャズの理論についても、必要な内容がしっかり書かれていますし、ジャズスタンダートの譜面も十分人前で演奏できるようなレベルになっていますので、理論書としての価値、曲集としての価値、両方を備えています。

初級レベルから段階的に学べる(挫折しにくい)

初心者にとって、いきなり難しい内容を学ぼうとすると、挫折してしまう場合が多いと思います。

このシリーズは、初心者に優しく作られていて、優しい内容から段階的にレベルが高くなっていく構成となっているので、挫折しにくい作りになっています。

ジャズスタンダードの譜面ですが、1冊目のアドリブの扉では、初心者に演奏しやすい優しめの内容になっています。

販売元のヤマハさんのYoutubeで演奏音源が公開されていましたので、埋め込みます。

2冊目(アドリズの極意)、3冊目(アドリブの実践編)に進むことで、段階的に難易度が上がる構成となっていますので、途中で挫折せずに、すこしづつ上達できるように工夫して作られた教本となっています。

模範演奏が素晴らしい

私は、アルトサックス版を所有していますが、池田篤さんのサックスの音色が素晴らしくて、模範演奏のCDを聴いているだけでも、十分価値があるように思っています。

ちなみに、先日参加したジャムセッションで、隣の席のトランペットの方と話をしていたのですが、その方もTHE JAZZ道シリーズはいい教本だとおっしゃっていて、他の人も同じ意見だったので、この記事を書こうと思ったという経緯になっています。

3冊まとめて1万円弱でしょうか。しっかり学ぶと数年かかる内容だと思います。

今でも私は、この教本をたまに練習しています。大量に持っている他の教本などには、ほとんど手を付けていないのですが、この本だけは別格で、絶対おすすめですので、紹介させていただきました。

1時間5000円以上するサックスのレッスン代と比較すると圧倒的にお安くてお得に思いますので、ご検討してみてはいかがでしょうか。

残念ながら、2024年2月現在、シリーズ1冊目の「アドリブの扉」が在庫なしで取り扱いできない状態になっているようです。

早く供給再開されることを願っています。

テナーサックス用やトランペット用は販売されているので、一時的な品切れだと思うのですが。

当ブログでは、関連記事でジャズ演奏に必要な知識体系のまとめアドリブのやり方の8つのステップを紹介する記事なども投稿していますので、気になる方は参照ください。

先日、アルトサックスでコードトーンを覚えるためのエクササイズの楽譜を作成して共有しましたので、こちらの記事も是非ご確認頂ければと思います。

この楽譜は、本ページで紹介しました「ジャズ道 アドリブの扉」に追加する形で、こんなトレーニングの譜面もあったらいいな・・・と個人的に感じたものを作成したスコアになっています。

pdfファイルのダウンロードも可能としています。


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