[Blue Note 名盤コレクション]Miles Davis Vol.1

BlueNoteコレクション
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ジャズが聴けるブログの管理人のヤキマクです。

ジャズの人気レーベルであるブルーノートレコードの中で、特に名盤が多いとされる1500番台のアルバムのコレクションを作成しています。

本コレクションは、Youtube再生リスト、収録曲、録音日、参加ミュージシャン、レコード番号、CD商品のリンクなどの情報を1ページにまとめています。

それによって、音源とアルバム情報を一度に視聴し、閲覧可能とすることを目的として作成しています。

ブルーノートレコードの1500番台(98作品)をすべてコンプリートできれば、便利で価値ある情報になるのではないかと考えています。

今回は、その第一弾、BLP1501のMiles Davis all stars Volume 1になります。

BLP1501 Miles Davis Volume 1 について

下にあるのは、私が作成したYoutube再生リストです。

是非、再生して音源を確認しながら記事を参照していただければと思います。

ブルーノート1500番台の第一弾のBLP1501 Miles Davis Volume1 は、当時マイルスデイビスが療養のため、ほとんど活動していなかった1952年3月と1953年4月の貴重なレコーディングを収録したアルバムです。

マイルスデイビスは、そんな体調の不安を全く感じさせない演奏で、特に「Dear Old Stockholm」がお勧め(私のお気に入り)となります。

アルトサックスのジャッキーマクリーンは、当時20歳で演奏活動を始めたばかりの時期の録音になります。

1952年3月のレコーディング当日マイルスは、9曲目の「Yesterdays」をうまく演奏できなかったジャッキーマクリーンに対して罵声を浴びせて、オブリガードさえ演奏を禁じたという秘話が残っています。

その結果が功を奏したのか、「Yesterdays」や「How Deep Is The Ocean」のバラードでは、ジャッキーマクリーンとJ・J・ジョンソンが抜けて、1ホーン構成でマイルスデイビスの情緒的な素晴らしい演奏がたっぷり楽しめます。

マイルスデイビスは、1940年代半ばにデビューしてビバップの中心でチャーリーパーカー達とジャズ界の先頭を走り、その後「クールの誕生」(1949年~1950年録音)でクールジャズにも関わっています。

更に1951年録音のアルバム「ディグ」は、ハードバップの幕開けと言われており、新しいジャズのスタイルを確立する先駆者でした。

そんなハードバップ初期のマイルスの数少ない1952年~1953年のアルバムをお楽しみください。

収録曲と録音日

TracksRecording Date
1.Tempus FugitApril 20, 1953
2.KeloApril 20, 1953
3.EnigmaApril 20, 1953
4.Ray’s IdeaApril 20, 1953
5.How Deep Is The OceanMay 9, 1952
6.C.T.A. (alternate master)April 20, 1953
7.Dear Old StockholmMay 9, 1952
8.Chance ItMay 9, 1952
9.YesterdaysMay 9, 1952
10.Donna (alternate master)May 9, 1952
11.C.T.A.April 20, 1953
12.Would’n YouMay 9, 1952

参加ミュージシャン

May 9, 1952

Miles Davis, trumpet
Jay Jay Johnson, trombone
Jackie McLean, alto sax
“Gil” Coggins, piano
Oscar Pettiford, bass
Kenny Clarke, drums


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