【ジャズ アドリブ初心者】ガイドトーン エクササイズ アルトサックス

アドリブノウハウ
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ジャズのアドリブ初心者向けに私が作成したオリジナルのエクササイズ(PDF楽譜)を共有します。

今回は、ジャズスタンダードの枯葉(autumn leaves)のコード進行に沿って、各コードのガイドトーンを演奏するエクササイズとなっています。

前回は、コードトーンを覚えるためのエクササイズを共有しましたが、今回はその第二弾です。

対象の楽器はアルトサックスで、ジャズスタンダードバイブル(通称:黒本)のキー(コンサートキーでGm、アルトサックス場合はEm)になります。

ガイドトーンとは、コードをキャラクターを特徴付ける3度や7度の音のことです。

このガイドトーンを意識することは、コード感のあるアドリブを行うアイデアの一つとして有効だと思いますので、ガイドトーンの響きを参考にして頂ければと思います。

枯葉(Autumn Leaves) ガイドトーン スコア

枯葉(Autumn Leaves) ガイドトーン mp3音源

次に私が作成したガイドトーンのエクササイズを楽譜作成ソフトに自動演奏させたmp3音源です。

上の楽譜を見ながら、このmp3を再生して聴いていただくと、アドリブの骨組みになりそう音になっていることが分かると思います。

枯葉(Autumn Leaves) ガイドトーン スコアPDFファイル

枯葉(Autumn Leaves) ガイドトーン解説

1ページ目

1~8小節目 7度-3度ー7度-3度の音を選ぶことで、半音づつ下がっていくラインとなります。

9~16小節目 3度ー7度ー3度ー7度の音を選ぶことで、2小節に1回、下がっていくラインとなります。

BパートからCパートへ、アドリブが盛り上がるように、少しづつ音を上げていって、最後は下がっていくことで終始感を出すようにしました。

2ページ目

1ページは、全音符主体のアドリブの骨組みでしたが、2ページはそれに少し音を追加しました。

33~40小節目 一つ下のコードトーンを挟むパターン。

41~48小節目 一つ上のコードトーンを挟むパターン。

49小節目以降 クロマティックアプローチ(chromatic approach)の例で、ターゲットとしている音に対して、一つ上のスケール音と半音下の音で挟みこむパターン。

リズムが単調なので、この状態ではまだジャズっぽくないですが、クロマチックアプローチを入れることで、おしゃれな音使いになってくると思います。

このスコアは、あくまでも一例で、他の動きをいろいろ試してみると良いと思いますので、皆さんも是非チャレンジしてみてください!

前回共有したコードトーンに関するエクササイズは、こちらになりますので、まだ見られていない方は、こちらも参考にして頂ければと思います。


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