当ブログでは、これまで有名ジャズアーティストが実際に演奏しているフレーズを紹介していますが、10フレーズを超えたので、一度まとめ記事にしたいと思います。
単に記事をまとめるだけではなく、これまで紹介したフレーズを実際にスタンダード曲に活用したスコアを新規に作成しましたので、是非参考にしてください。
今回作成したジャズフレーズの練習用スコア
これまで紹介したフレーズの中から6種類をピックアップして、スタンダード曲(There will never be another you)に利用して、良い感じに流れるスコアをご参照ください。

このスコアをアプリで自動演奏させた音源も参考に付けておきます。
かなりチャーリーパーカーのドナリーが多めなのですが、なるべく同じフレーズは、別の調性の中で利用するように工夫して作成しました。
ジャズのフレーズ練習について、感じていること
ジャズのアドリブは、身につけているフレーズ(ボキャブラリー)を瞬時に選択して演奏する必要があるため、少しづつボキャブラリーを増やしていくことがとても大切だと思います。
そのため、日々いろいろ工夫しながら、練習をしていますが、セッションなどの本番では、なかなか練習したフレーズが出てこなくて、落ち込むことを繰り返している状況です。
しかし、何年もかけて何度も練習してきたフレーズは、少しづつ定着していて、曲に合わせて勝手に出てきてくれるケースもあるように感じますので、今後も着実に練習を繰り返していこうと考えています。
フレーズ練習の手順について、少し整理してみましょう。
1)何か音源を聴いて、マネしたい短いフレーズを見つけて、耳コピーをする。
2)そのフレーズが使える場面を考える。(2-5進行、メジャートニック…)
3)フレーズ単発で練習する。
4)スタンダード曲の使える場所に(適時移調して)当てはめて練習する。→この段階がまさに私がこの記事で共有しているスコア例になります。
5)フレーズのリズムを少し崩したり、音を付け足したりして、応用フレーズを練習する。
フレーズ練習の手順は、このような感じでしょうか。
3)~5)を何度も何度も、いろんな曲で練習を繰り返していると、少しづつ定着してくるような気がしています。
とても地道な話ですが、私と同じようにジャズのアドリブを勉強されている方の参考になればと思います。
紹介した各フレーズの元のブログ記事へのリンク
最初のスコアで利用した各フレーズを紹介した元のブログ記事のリンクになります。
各有名ジャズアーチストが演奏している音源と12キーに移調した譜面を添付している記事になりますので、是非参考にしてください。
今回のフレーズ紹介の記事は、以上になります。
最後まで参照ありがとうございました。


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