【ジャズ アドリブ初心者】コードトーン エクササイズ アルトサックス その2

アドリブノウハウ
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ジャズのアドリブ初心者向けに私が作成したオリジナルのエクササイズ(PDF楽譜)を共有します。

この記事はジャズのアドリブを勉強されている方向けの内容になりますが、楽器をされていないジャズファンの方も話のネタとして知っておいても良いと思いますので、参考にしてください。

今回もジャズスタンダードの枯葉(autumn leaves)のコード進行に沿って、コードトーンをベースにアドリブを行うためのエクササイズとなっています。

過去にガイドトーンのエクササイズを公開していますが、その時に

ガイドトーンとは、コードをキャラクターを特徴付ける3度や7度の音のこと

と紹介しました。

今回は、ちょっと趣向を変えて、5度の音ばかり選んでアドリブをする場合の例となっています。

コードトーンエクササイズその2の音源

ではまず、コードトーンの中から5度の音ばかりを狙ったフレーズをお聴きください。

スコア作成ソフトの自動演奏の音源を添付しています。

最初の8小節を特によく聞いて欲しいのですが、この8小節の音の動きは、実はCMなどで聴いた事がある人も多いと思いはずの「ウイスキーがお好きでしょう」と同じなのです。

実際の曲は、少し飾りの音が前に付いていますが、その飾りの音を取り除くとこの形になっています。

「ウイスキーがお好きでしょう」と「枯葉」は、前半部分のコード進行の動き方が同じで、「ウイスキーがお好きでしょう」が5度の音を中心に動いていることに気が付いたので、参考にスコアを作成して、共有させていただきました。

アドリブを展開するアイデアの一つとして、5度を狙ってフレーズを組み立てる方法があると思ったので記事にしました。

なお「ウイスキーがお好きでしょう」の曲が良く知らない人もいるかもしれませんので、最後にYoutubeの音源(矢野沙織さんのジャズバージョン)を貼り付けていますので、参考にしてください。

コードトーンエクササイズ その2のスコア

最初からずっと5度の音を選んだ楽譜なっています。

最後の音だけ、解決感を出すためにルートの音にしています。

この音を流れを確認した後、ご自身で音を少し足してみるとアドリブの練習になるかと思います。

例えば、4拍目に一音下の音を足すなど。

3度、7度を中心としたフレーズでは、少しづつ下降する綺麗なラインができますが、5度を中心とした場合、音の飛躍が大きくて感情を揺さぶるような雰囲気になる気がします。

ウイスキーの強いアルコールにふわふわと酔った感じにぴったりなのかもしれませんね!

コードトーンエクササイズ その2のスコア(pdf)

pdfバージョンはこちらです。

ダウンロードして印刷してご利用いただけます。

ウイスキーがお好きでしょうの参考音源

矢野沙織さんの演奏しているバージョンを添付していますので、参考にして頂ければと思います。

下の音源では、アルトサックス(Eb)のAmキー、コンサートキーのCmキーで演奏されています。

黒本の枯葉(アルトサックスはEmキー、コンサートキはGmキー)とはキーが異なりますので、その点はご注意ください。

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